抗精神病剤は、統合失調症やうつ病などを治療するために使用されますが、抗精神病剤だけを使用していれば、これらの病気が完治するというような、そういった薬ではありません。
さまざまな精神疾患はさまざまな理由や原因から発症しているために、それらを解決したり、伴う他の症状にも対処が必要となります。

抗精神病剤の他に用いる可能性があるとしたら、どのような薬や対処が必要なのでしょうか。

併用される薬について

抗精神病剤で治療を行っているときに、どうしても夜に眠れないとか、睡眠時間が短いとか、うつの症状があるなど、抗精神病剤だけでは対応しきれない症状があるときは、その症状に合う薬を併用することがあります。

これは、風邪症状に対して風邪薬だけでは対応しきれないので、咳止めを足したりするのと同じ考え方で、基本的な治療だけでは足りない場合に、プラスする薬があるという感じです。

併用される薬は、その症状によってさまざまなものがあり、年齢や体質によっても違います。
眠れない場合は睡眠薬、うつの症状には抗うつ剤などが処方され、しばらく様子をみることがあります。

どのような対処が必要でしょうか?

抗精神病剤を使用しているときは、できれば無理をしないでしばらくの間体も心も休めるなどの対処が必要です。
どのような病気なのかにもよりますが、入院が必要と判断された場合は入院をすることがベストといえます。
通院で済むときでも、ハードな仕事をするようなことはおそらく難しいと思いますので、周囲に理解を求めておくことも必要になります。

1人で生活することが難しい場合でも家族の助けを借りるなどの対処が必要になり、朝に起きて、夜に眠れる、食事が1日3回食べれるなど、できるようになるまでは安静も必要になります。