抗精神病剤は、精神疾患に対して使用される薬として知られていますが、その具体的な働きはどうなっているのかまでは、あまり知られていません。
体にどんなアプローチをして、それによってどんな効果があるのかを見ていきます。

抗精神病剤の主な働きとは?

抗精神病剤の主な働きは、脳内のドーパミンの過剰な分泌を抑える、またはブロックするというものがあります。
これはドーパミンという神経伝達物質が、日常では、快感を感じたときに、適量が脳内に分泌されるのに対して、過剰に分泌された状態になると、現実と妄想の区別がつかないような自分らしさをも失うような状態になってしまうので、それを改善させるためにドーパミンの過剰な分泌を抑える必要があるためです。

ドーパミンがすでに過剰な状態なので、抑制されると、落ち着きを取り戻して現実に目を向けられるようになり、さまざまな病気の場合でも穏やかな状態へと導かれていきます。
またセロトニンも抑制する効果があるので、その場合には意欲や気力の低下などにも効果的なことが分かっています。

さらに近年では第二世代の抗精神病剤の使用が主流になってきているので、副作用がぐっと少なくなってきており、脳内のターゲットだけに作用することから、高い治療効果も期待できると言われています。
ですが副作用がほとんどないということは稀で、何かしらの副作用はあることが多いです。

抗精神病剤の働きは脳内で発揮される

主な働きとしては脳内の神経伝達物質の働きに関与するものなので、多くは脳内で発揮されることが多いです。
傷が治っていくように目に見える効果ではないものの、精神状態に影響を与えますので、そういった意味では効果を周囲の人間も感じることができます。